346

ブリキの太鼓の346のレビュー・感想・評価

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)
3.9
そんなに不気味じゃなかった。

ファンタジーだし、可愛い話でもあるじゃんって思ってしまったけと、当時としては衝撃的だったのかも。インモラルな感じもするし。

でもオーメンだよな。
オーメンの文学バージョン。

最後の落としどころだけが、少しついていけなくなって、ぽかーんとしちゃったけど、総じて普通に楽しめたし、お婆ちゃんのスカートのくだりは暗喩的で美しいし、テーブルの下で繰り広げられる大人の秘密とか、そういう部分を垣間見てしまう子供の目とか、すごくセンチメンタルな気分になりました。
346

346