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霧の旗のskittiesのレビュー・感想・評価

霧の旗(1965年製作の映画)
4.1
山田洋次監督サスペンス作品珍しい!と思って鑑賞。唯一のサスペンス作品みたい。

殺人事件で疑われた兄の無実を証明すべく、東京の有名弁護士に頼み込みに行くが断られ、その後の偶然がきっかけとなり弁護士に復讐するお話。引き込まれるサスペンス。
倍賞千恵子さんがまだあどけなさが残っていて可愛い。可憐な見た目とは裏腹に、気が強くて毒のある役柄も良い。
事件解決よりも復讐を選び、弁護を断っただけなのにここまでやるかと思う程の復讐劇で、弁護士がちょっと気の毒ではある。が、観ていてわくわくする。

クーラーがまだ普及してない時代、皆うちわ仰いで汗拭いてるのが印象的。
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