東京都内に謎のウィルスが発生し、人々を死に至らしめていた。
その拡散媒体が下水の排水管だと報道される。
主人公レイナは妹と重度の潔癖症の母親と暮らしているが、ある日家の排水管が詰まり始める…。
伊藤潤二の同名ホラー漫画の映画化。
排水管の中に人がどんどん吸い込まれていく話。
『富江』シリーズなどは成功の部類だと思うが、これは大失敗だ。
低予算、役者がひどい、演出が終わってる等。
かといってアングラ的な中毒性もない。
低予算でも工夫して頑張っている作品とそうでない作品は画面を見てわかります。
これはどう見ても後者、惰性で作られたとしか思えない。
全く怖さがない上に、突然主人公がギター片手に歌を歌い始める唐突さに驚く。
新種のウイルスとかずっとでてきてるけど、この映画を見る限りどんなウイルスなのかもわからない。
母親の顔がウイルスだと思う。
このての作品にお決まりの微かなブラチラとパンチラもないし。
ただ主演の2人は可愛い。
あと、母親の顔とキャラだけは脳裏に焼きついて消えないでしょう。
主演2人の可愛さと母親の個性に免じて、点数0.5はおまけ。
B級作品が好きな方はぜひ観てみてください。
あまりオススメはしませんが。