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絶対恐怖 Booth ブースのmichikoのレビュー・感想・評価

絶対恐怖 Booth ブース(2005年製作の映画)
3.5
コレは良作。シナリオが面白い。

ラジオブースというワンシチュエーションの中で行われるのは視聴者からの電話相談のみ。しかし相談を重ねるうちに明るみになる主人公DJの秘密、スタッフとの不穏な関係性、そしてラジオに紛れる奇妙な女の声、ラジオブースの怪奇現象の噂。
徐々に主人公が追い込まれていく過程が丁寧で、ゲス男DJが最後にはしなしなになっているのがもう可笑しくて面白い。

恐怖演出もしっかりしており、やはりラジオの声、電話先の声というのは映像がない分想像を掻き立てられ恐しい。そしてただのよくある怪談で終わるかと思いきや意外な展開で楽しませてくれる。
70分と短いながらも展開の多さ、伏線の多さ、ワンシチュエーションとの相性の良さなどで、本当に人にオススメできる一作。
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