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潜水服は蝶の夢を見るのodasuのレビュー・感想・評価

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)
2.5
言葉一つ一つを大事にしているなぁと。気持ちを伝える一つのツールとして言葉があるけど、この主人公は言葉を伝えるのに誰かが必要なのが辛い。言葉を発することに誰かが必要なのは、もちろん辛いけど、自分が何かを伝えたいときに、伝えられないことが何よりも苦しかった。「テレビのチャンネルを変えて欲しい」とお願いするときに、私ならその通り言葉で音でそれを誰かに伝えるでしょう。でもそれができないの。誰かが”この人は何かを伝えたいかも”ってゆう気づきが必要でアルファベットを並べてもらって初めて伝えることができる。自分が何かしたいときに「あれがしたい」と言葉で伝えることができること、伝えたいときに自発的に何かを伝えることができることはすごくありがたいことなのだと思った。もちろんストーリーは実話ん元にしていてすごいお話なんですが、自分との立場置き換えが優先してしまって見ているうちに悲しくて悲しくてたまらなくなった。
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