恋多き男の無責任な多角関係を描きながら、その場の恋に命を削るルノワール流の恋愛至上主義がおおらかに肯定される。
クライマックスのムーランルージュ開店の夜の舞台風景での、官能的なカンカンを踊り狂うダ…
歌ったり、踊ったりするのは物語の中でもパフォーマンスとしてだけのタイプの映画だった。ミュージカルが苦手な人にとってはこういう方がとっつきやすいのかな?私は序盤からもっと歌や踊りを期待しちゃったけど、…
>>続きを読む女たらしの興行師が生む嫉妬、嫉妬、また来て嫉妬。それでも「恋は素晴らしい」と叫ぶルノワール。同時に、普通の幸せを代償に捧げることでしか得られない熱狂のある世界が存在することを物語ってもいる。
赤毛…
「愛と水だけで生きられるか」
「大丈夫。大きな暖炉であなたが射止めた猪を焼く 年老いたコックと家事をする若い娘…」
「亭主が欲しければパン職人ポーロのところに行け、恋人が欲しければアレクサンドル…
ジャン・ルノワールのフランスへの復帰に相応しい力作として世界でヒットした名作ミュージカル。
パリのモンマルトルで、主人公(ジャン・ギャバン)が、「ムーラン・ルージュ」を創設するまでの困難と恋愛模様…
喧嘩っぱやさと騒々しさに鼻白みつつも、圧巻のラストでぐぐっと満足感が上がる構成。ちょっとダルく感じる前半〜中盤を観てこそ、最後のカンカン大団円の厚みが楽しめると言うもの。エディット・ピアフの歌も長尺…
>>続きを読むムーラン・ルージュのピンクの壁みたいに全体的にピンク寄りの画面がかわいい。それと対比されるジャン・ギャバン宅の水色。フランス行くならムーラン・ルージュ行きたい。何気エディット・ピアフ参戦。
ラスト…
色彩映画
ストーリー
1880年代のパリを舞台に、フレンチカンカンとムーラン・ルージュの誕生を虚実取り混ぜて描く。
主演 ジャン・ギャバン
監督 ジャン・ルノワール
名作と呼び声高…
「このあたりは物騒ですから、決してはぐれないで下さい」
と添乗員が何度も言っていた。
バスを降りると、あのシンボルの赤い風車が目の前に広がった。ここがあのロートレックが描いたムーラン・ルージュか。歴…
フレンチ・カンカンを産み出したキャバレー「ムーラン・ルージュ」のオープンまでを描いたミュージカルコメディ。
主演の《ジャン・ギャバン》はおっさんなのにモテモテ❤️
ヒロインの《フランソワーズ・ア…
(C)1954 Gaumont - Jolly Films