色彩映画
ストーリー
1880年代のパリを舞台に、フレンチカンカンとムーラン・ルージュの誕生を虚実取り混ぜて描く。
主演 ジャン・ギャバン
監督 ジャン・ルノワール
名作と呼び声高いルノワールの傑作オペレッタ。
ムーランルージュを知らない私には何の事かさっぱりわからなかった…。
先にムーランルージュの鑑賞をオススメする。
何を言って何をやってるのかよくわからなかった。字幕が変なのか相性が悪いのかはわからないが、心に響く事はなかった。
馬鹿な男達が揉める中、様々な想いから女達の戦いが始まり、彼女らの活躍あってこその終着点なのに最後はカッコいい男社会ではこう生きるしかなかったみたいなハッピーエンドに正直ガッカリ。
ムーランルージュを知らない私が悪いのだろうがこの映画にストーリーはなくただの"運"映画。
ラストのフレンチカンカンも想定内で躍動感はあるが迫力には欠け、終始丸く収まるように見えるのがとても気持ち悪かった。
心情的なのがよく見えない。
必死で生きる人々と虫ケラのように見るブルジュア達の視点は面白いが、その両方を満足させる劇とはこんなもんなのかと。
マリアフェリックスが美しかったくらい。
期待していただけにかなり残念。