鰯

フレンチ・カンカンの鰯のレビュー・感想・評価

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)
4.0
これぞスタア誕生

興行師のダングラールは、労働者階級の集まるキャバレーで、ニニという純朴な少女に踊り子としての素質を見出す。ニニは迷いながらも舞台へ上がることを決めるが、そこから愛憎渦巻く人間模様が踊りと共に溢れ出す!

正月に見て良かった!という縁起のいい映画であり、最高のお仕事映画でもありました。

どうしようもない登場人物が全く好きにはなれないんですが、仕事にはなんとか貢献していく様子がもうたまらない!好きとか嫌いを超えて、最後のショーには必ず爪痕を残していく各キャラ、各役者の気概を感じました

ショーのシーンでは端から端までいい顔して踊っててこちらまで幸せになる!CGがないからこそ豊かな映像表現を楽しむことができました
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