山本五十六の連合艦隊司令長官の就任から日本軍による真珠湾攻撃までを綴った戦争歴史スぺクタル。
マーティン・バルサム、ジェイソン・ロバーズ、ジョセフ・コットン、山村聡、三橋達也らが共演。
1939年9月1日、山本五十六中将が連合艦隊司令長官に就任。
日独伊三国軍事同盟が締結され、東条英機首相によるアメリカとの開戦の気運が高まる一方で、ワシントンの情報部は日本の暗号無電の解読により日米開戦の予兆を察知していた。
真珠湾攻撃の日程が決定され、その直前まで戦争回避の交渉がなされたが結実せず、山本長官から攻撃命令である「ニイタカヤマノボレ ヒトフタマルハチ」の暗号が発せられる。
1941年12月8日に南雲中将率いる空母機動部隊による真珠湾攻撃の火ぶたが切って落とされた。
開戦に至るまでの日米交渉から真珠湾攻撃までを史実に基づき日米の両視点で丁寧に描いている。
特にCGを使わずに特撮やセットの実写による戦艦長門や機動部隊、真珠湾攻撃のシーンは圧巻です。
アメリカの映画ですが、中立の立場で客観的に描かれているので、日本人が観ても満足できる素晴らしい作品です。
「眠れる巨人を起こし 奮い立たせる結果を招いたも同然である！」
2022.10 NHK BSPで鑑賞（字幕：岡田壯平）
2021.12 NHK BSPで鑑賞（字幕：岡田壯平）
第43回 アカデミー賞にて特殊視覚効果賞を受賞（1971年）
