1970年公開作。製作40周年記念完全版ブルーレイ・日本公開版（149分）にて、本作を初鑑賞。
本作の企画経緯や制作時の諸問題は、Wikipediaに詳しく記述されている。昭和邦画史として有名な話のようで、ご興味のある方は一読をオススメします。
さて、感想だが、戦争映画としては、あまり面白く感じとることは出来ず。特に脚本。かなり期待していたので、意外。
ただ、真珠湾攻撃を知る上では、とても興味深い内容だった。特にアメリカ側の人間模様や対応が。また、20世紀フォックス製作なのに、日本寄りの構成というのも面白い。
後半の真珠湾攻撃シークエンスは、映像的には圧巻の出来！CGがない時代のスペクタルシーンとしては、歴史に残る品質の高さと予算の投下量ではないか。
なお本作、渥美清が1シーン登場している。劇中のキャラは、ほぼ寅さん。アメリカ公開版ではカットされたとのこと。
