アメリカ側の、ホームコメディ
並のマヌケさのお陰で、
日本軍の駒がジワジワと
進められていく。
「こんな所に戦闘機を固めて、
空襲されたら一溜まりも無いぞ!」
「いや、指示ですから…」
「おい、誰も居ないのか!?」
「今日は半ドンで帰りました」
←アメリカ人のセリフ訳に
“半ドン”を当てるセンスが
素晴らしい。☆
そして、遂にその牙を剥き出し
襲い掛かる、田村高廣率いる
日本軍爆撃隊!
アメリカが完膚無きまでに
叩きのめされたままの形で、
「俺達の戦いはこれからだ!」
と、作品は幕を閉じる。
『パール・ハーバー』(2001)での
ドーリットル東京大空襲の様な
リベンジも描かれず。
…え?イイのかこれで!?☆
ベトナム戦争当時のアメリカで、
米軍協力のもと、良くこんなの
製作、公開できましたね。
野村大使の居たたまれなさが
何とも言えませんでした。
あと、日本側描写の場面時に
流れる、わずかに和風っぽい
BGMが良い。