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クレージーモンキー/笑拳のdiesixxのレビュー・感想・評価

クレージーモンキー/笑拳(1978年製作の映画)
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ジャッキー・チェンの初監督作。
前半はビョーンとかディクシ的なコントっぽいSEが入っていたり、ジャッキーが女装したり、唐突にピンクパンサーのBGMが挿入されたりと緩めな作り。槍や椅子、壺など小道具を使った格闘、修行シーンのアイデアがふんだんに盛り込まれていて、ジャッキーがこの頃から、コミカルかつトリッキーなアクションを志向していたことがよくわかる。
クライマックスの薙刀を持った3人を相手にした格闘シーンに、ラスボスとの一騎打ちと怒涛のバトルは見応えたっぷり。あんだけ壮絶なバトルの決着が金的2発なのは笑うけど。
昔のビデオにはオープニングにルパン三世風のセクハラアニメが付いてたような…と思って調べたら、東映がタイトルにちなんでモンキーパンチ先生に宣伝用のオリジナルキャラクターを描いてもらったってことらしい。本編と全く関係ない上に、ほとんど性犯罪しか描かれないアニメなので、今だったら炎上必至ですね。
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