【第9話と第10話だけで、すみませんが】
54歳で亡くなったポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキ。その没後10周年に、ユーロスペースで本邦初公開作も含めてキェシロフスキの特集が組まれて…
見つけてから無性に観てみたかった。おかげで期待値も上がっていたが、本当に素晴らしい作品で感無量だ。
何がいいかってすごくリアルなところがいい。人間の生を限りなく脚色なく描いてる作品というのは派手な装…
クシシュトフ・キェシロフスキ脚本監督のポーランド映画(正確にはテレビドラマ?)。旧約聖書の『十戒』をモチーフにした10の物語。シンプルながら練り込まれたストーリー。その教訓がストレートに胸に刺さりま…
>>続きを読む全体を通して窓であったり鏡であったりのガラスの使い方が印象的だったなぁ。
全部良かったけど中でも、ある選択に関する物語、あるクリスマスイヴに関する物語、ある過去に関する物語の3つがかなり好きだった…
4話までみた
重く淡々と描かれる人間関係
うう〜よくこんなのが書けるなすごいけど苦しい
これをテレビでやってたんかい
それぞれの登場人物の人生をなにも言わずじっと見つめる神のような存在
どんなに…
ようやく完走。キェシロフスキの『デカローグ』。
以下、各話レビュー。
第1話「ある運命に関する物語」
「死ってなんなの?」私たちが求めているのはきっと物理なんかじゃありません。
青いインクが何…
-ある運命に関する物語-
計算されたはずの理論は自然の力によって呆気なく崩れ落ちる
これが運命ならばあまりにも残酷だ
-ある選択に関する物語-
キーンと寒さの張り詰めたポーランドの景色の中に見え…
「ある愛についての物語」を観て、アンナ・カレーニナのことを思い出した。ウロンスキーとうまく行ってないから、ちょうどよく転がり込んできた初対面のレーヴィンに思いっきり愛想よく振る舞って腹いせにいい印象…
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