ポンコツ娘萌え萌え同盟

Gメンのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

Gメン(1935年製作の映画)
3.5
ギャングと戦うGメン正義のキャグニー。正義のキャグニーといえば以前観た『グレイト・ガイ』のケイブもそうだったけど、
でもやっぱ彼の演じるギャングに影響を受けた個人的にはキャグニーは正義よりもアンチヒーローの方が好きだ。
でも本作のデイヴィスは旧友の一人のブキャナンが殺害されてGメンへの世界と飛び込んだキャグニーが活躍するのはかっこいい。

そしてやはり本作の魅力はGメンとなったデイヴィスと周りの関係性にあると思う。
特に後半のギャングとGメンの争いが激化し至るところで撃ち合いや攻防戦の起こる日々の中でのデイヴィスの過去に学費でおお世話になった親分、旧友のジーン。
旧友たちとの悲しみ背負う彼とれその一方で彼の活躍により前半ではあまり関係性良くなかったマッコードに認められるのをみると、本作はデイヴィスが一人前のGメンに成長する物語だ。