ふと、思います。

自分はいつ死ぬのだろう。

いつこの世から消えてしまうのかな。

4歳の頃から私は常に死のことが脳裏にありました。

だからウディ・アレン作品が好きなのかもしれません。

彼が多作なのは死ぬまで書きたいこと、撮りたい題材が山ほど

あるのだと思います。

ウディ・アレン作品のレビューを連作すると、
1日数人ずつフォロワーさんが減少します　涙

おそらくあのウディ干され現象と彼にまつわるイメージに加え、作品のスノッブで
シニカルな感じが嫌いな方も多いかと思います。

ウディ・アレン作品が好きだからと言って、
ウディ・アレンの実像が好きなわけではありません。

でも今、アメリカでは完全に干されていますが、
ウディ・アレンは幼児虐待の嫌疑で留まっていますが
真相は分かりません。

この事に関してLA在住の映画ライターの猿渡由紀さんの記事が
わかりやすく顛末と現況を紹介しているので興味ある方はご覧ください。

https://toyokeizai.net/articles/-/345936

ミア・ファローと共にウディを弾劾している息子のローナン・アレンがイケメンなことに
びっくりするかもしれません　笑　彼は実はフランク・シナトラの息子なのではと言われていますね。

私の仲の良い女友達は「〇〇（私の本名）は「#me too」運動に対する深い洞察を持っているフェミニストなのに、ウディ・アレンだけはファンを辞めないのね！」とちょっと呆れたよう（やや軽蔑が込められつつ）に直接言ってくれましたが、、

私は今のところウディ・アレン作品ファンを辞めるつもりはありません。
彼の実像に関しては8割方否定、真実が分かったら全否定になるかもしれない。

でも、「アニー・ホール」や「インテリア」や「世界中がアイラブユー」を嫌いになれ
って言われても、心がそうはなれないと思う。

だって、「世界中がアイラブユー」を見て浮かれて、ボラボラ島に新婚旅行に行ってしまったり、「アニー・ホール」には私が映画の道を進むきっかけとなった「恋人たちの予感」や妻と付き合うきっかけとなったビフォアシリーズの男女の機微を描くロマコメの源泉が彼の台詞の中には散りばめられていて、私の人生の核となっているのだもの。

だから本人と作品を切り離せないけど、作品は愛し続けたいな。

私はこの件について何かこれ以上申す事はありません。

あくまで彼が比類なき映画作家であることのライター、コメディアン、
監督としての才覚に感服しているので、作品についてフォーカスします。

ちなみに、昨日、「レイニー・デイ・イン・ニューヨーク」を見ました。

素晴らしい作品でした。

84歳、恐るべし。

ちなみにこの作品はあまりハマれませんでした　笑

第11作「サマー・ナイト」（1982年／ウディ46歳）

当時すでに、今の私よりも年上ですが、この後40作品も撮り続けていることに、私はある普遍的な希望を感じます。

人の感受性は30、40代以降もまだまだ開花される可能性がある。

今から何かを表現したい方は決して諦めないでくださいね。

私も諦めません。

この作品については思い入れは薄いです　笑

ある夏の日に郊外の森林で週末を過ごす3組のカップルの話でウディ・アレンとその妻はメアリー・スティーンバージェンで、医者のロニー・ロバーツと看護婦のカップル、大学教授と婚約者ミア・ファローの3組6人のSEXにまつわる恋愛から騒ぎもので、この作品から上の事件で今血みどろの数十年を過ごしているウディ・アレンとミア・ファローの初共演作品が始まります。そう思うと何だかいま改めてみる気が失せていく、、笑

私はウディ＆ダイアン・キートンコンビと作品の方が圧倒的に好きです。。

ウディ・アレンにしては珍しく都市部ではなく自然の美しい避暑地的な場所が舞台。
BGMがジャズではなくクラシック。

内容はシニカルな恋愛ドラマでくすっと笑える部分も多く、尺も短く観やすいんですが、どうにも前半があまりノレなかったです。
コメディ寄りなのかシリアスな感じなのかが読みにくく、勿論コミカルではあるんですが他の作品と比べるとあまりそっちメインでもないので。
序盤のフリが効いてくる後半は中々面白かったです。

記録。
どうやらちょっとレア物なのかな？やっと円盤を発見して即購入。ウディ・アレンの1982年作。

今となっては穏やかじゃないのかもだけど、長きに渡るかつてのパートナーであり、幾多のアレン作品に出演したミア・ファローが初めて彼の作品に出演した記念すべき作品。

が、正直ちょっと薄味でパンチに欠ける感は否めないような…

彼の作品のイメージからするとマッチしてるとは言い難いメンデルスゾーンに、そこまで振り切れてないセックスに纏わる哲学にも似たギャグに終始する作風。

それでもクスっとする場面はそれなりにあるし、彼の作品のファンであれば見つけ次第迷わず手に取ってしまうよね。

• #積み円盤を崩せ！