あるじの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 14ページ目

『あるじ』に投稿された感想・評価

mare

mareの感想・評価

4.5

サイレント映画で初めて涙腺が緩んだ。やはり自分は愛を再確認するテーマにひたすら弱い。それでいていつの時代も変わらぬ普遍的な家族の話であり、傍若無人に振る舞う夫といくら文句を言われても尽くす妻との間に…

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盛り上がるシーン、ショットが無く残念。再会シーンはちょっとよかった。
甲冑

甲冑の感想・評価

4.5

前作は上流社会の芸術家の話であったし後期の高みに向かうイメージもあったので、こうした庶民に寄り添った視座でこの時分にモラハラ夫の実態を映像化していたという心意気に感動。正直100年近くたった今でも何…

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lemmon

lemmonの感想・評価

4.8

暖かい。
観終わって、とても暖かい気持ちになった。


今の時代だと少し題材として古い考えになるのも知れない。
しかし、通づるものは十分にあるように感じた。
女性、妻、母はどうしてこんなに出来の悪い…

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失業したことをきっかけに妻を奴隷のように扱う奴に成り下がった夫。かつての彼の乳母ナナは男を改心させることを決意する...この人は「顔」を撮るのが相変わらず上手い。振り子時計が二人の愛情のメタファーと…

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ドライヤー監督作を見るのはこれで2作目だけど虜になりそう。正に主婦のための映画。暴君の夫が乳母によって改心していく様は痛快。あの冷血だった目が段々と暖かみを取り戻していくのがすごいね、これがサイレン…

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家事映画

抱きしめられる首元、煽りのバックショット

ドライヤーが本来の住処であるこの世ならざる世界から我々の世界に出向してきた感覚

非常にタイムリーな作品につき とある層には響きそうな内容ではあるが、どうも説教臭くて好きになれない。まあ単純にドライヤーの大衆への視座というフレッシュさは楽しい。
専制君主の如くたち振る舞う亭主への…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.8

‪「あるじ」‬

‪冒頭、ベッドに眠る夫。家事をこなす妻。娘が扉奥から登場。続いて息子が母に身支度される。機嫌悪い父、慌しい朝、朝食、九九を母に聞かせる子供、母の家出、乳母との対立、今、父は自らの身…

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まぁ

まぁの感想・評価

3.6

カール監督の短編は初めて…♡

ある一家の「日常」が描かれていた…

女性と子どもたち(娘と息子)は、朝から働き…
男性はベッドの中…

無声映画だけれど…
途中で挟み込まれる「台詞」のやり取り…

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