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緑の館のtakのレビュー・感想・評価

緑の館(1959年製作の映画)
3.0
アンソニー・パーキンスがまだアイドルっぽい顔して主演しているエキゾチックな人間ドラマ。政治的な争いから南米に逃れてきた青年は、密林で暮らす部族の世話になっていた。少し離れたところにある美しい森。魅せられた彼がその森に踏み込むと、美しい女性と出会う。老人と暮らすその女性を村人は忌み嫌う。しかし二人の間に恋が芽生える。

原住民の酋長がやたら東洋系だよな、と思ったら早川雪洲じゃないか!スクリーンで拝めるなんて、なかなか貴重な機会。村人に嫌われる謎めいた娘役がオードリー・ヘプバーン。他の映画では少ないロングヘアーで、ただでさえスレンダーなのにますます細身に見える。密林の集落はセット撮影なのだが、時々とてもちゃちに見えて気になってしまう。

それにしてもこれをスクリーンで観られたのは貴重な機会。
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