ドキュメンタリーとフィクションの境界上で野心的な映画製作を続け、名匠ヴィクトル・エリセの後継者といわれるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン。
何杯ものビールを飲みながら、同じカフェで滞在する女性た…
勘違いで女性の跡をつけるストーカー映画。カフェテラスで何人もの女性をジロジロと見つめる過剰な窃視からしてちゃんとキモくて良い。人々が建物を横切り画面内に現れては画面外に消えてゆく、それを眺めるのが気…
>>続きを読む初めてのホセ・ルイス・ゲリン作品。
主人公の男が6年前にバーで話したシルビアという女性を忘れられずに街で似た女性を見かけて追いかける。やってることは完全にストーカーでかなり気持ち悪いが、街の風景があ…
シルビア美人
そりゃ、後つけたくなりますわな
注意!犯罪です!!
シルビア美女
そりゃ、待ち伏せしながら窓も覗きますわな
注意!変態です!!
シルビア賢い
そりゃ、後つけてたのバレますわな
注意…
見る映画の面白さがいまいちわからない中で、これは面白い。
音に仕事させすぎているけど、ダメな音より全然良い。用事のある人たちが写っているが、それが演出されていることはよくわかって、この構成ならそれ…
カメラを構えてからすぐに俳優が出て来ないこと、過ぎ去ったあともしばらくカメラを回していること、この前後の時間が街と住民の空気感を映し出していて惚れ惚れする。美男がカフェで目移りを繰り返して彼なりの「…
>>続きを読むDANS LA VILLE DE SYLVIA 2007年 85分。フランスの古都ストラスブール、地図を手に歩き回る美青年(グザヴィエ・ラフィット)、カフェに座ってスケッチなどしている。6年前にこの…
>>続きを読む男がボーッとしたり、カフェでさまざまな女の顔をスケッチしたりしているうちに、ある女にハッとなって彼女を追いかける。
ずーっと追いかける。
「シルビア!」と声をかけて、トラムの中でやっと声をかけるのが…
【ストーカーとタウン・ウォッチング】
『去年マリエンバードで』を想起させる映画、と思いながら見ていました。
路面電車も走る美しい街(ストラスブール)で、青年は最初、カフェで周囲のさまざまな女たち…