昨日は『あなたの顔』『タッチ・ミー・ノット』『凱里ブルース』と続けて見たわけだけど、どの映画を見ても頭に浮かぶ名前がホセ・ルイス・ゲリンだった。
すぐ見れる今作をとりあえず再見。
カフェでの「顔…
僕らもシルビアを探しに6年に一度は再視聴する可能性大な作品と位置付ける。
よくここまで緻密に人物を配置したなと言うほどに奥行きある小さなフレームで女性たちが漂い、そして彼女たちを見つめるその視線も…
途中から自分もシルビアを探す目線になってた
画面に映ってる(ガラスに映り込んでる反対側にいる人も)全ての人を観察しちゃう
昨日あそこにいた人じゃない?とか、綺麗な人だなーとか、目線あっちゃった?とか…
詩的な話。
フランスの古都ストラスブール。かつて出会った女性「シルビア」を思い、思い出の街を彷徨う。ってあらすじ?
面白かった。ストーリー云々ではなく、音と景色を楽しむ映画。楽しむ?では無く感じる…
これは美しい化粧で真実の姿を隠した実に野心に満ちた作品。
内容はシンプルで、ただ旅人がシルヴィアという女性を探し姿を追うだけの為に雀色時の街に溶け込ませる。
そして人や街角を錯視的に配置或いは撮り納…
眼差しの映画だと思う。町も人も、本来ならば、誰にも開かれた世界で、可能性に満ちている。しかし、主人公の目には、シルビアの幻影しか見えておらず、その分だけ、主人公の眼差しはギュッと絞られている。
画面…
スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督作。
6年前に出会った女性シルビアを探しに、フランス・ストラスブールに来たイケメン君の3日間。
Hotel Patriciaの部屋のベッドで、スケッチノートを手…
ほんとうに、だれにでも起こり得る日常の1日をなんの脚色もしなきい切り抜かれたよう。
日常を日常たらしめるために、丁寧に細かく音が在る。
右から左へ、前から後ろへ音が流れていくのがきもちいい。
街の持…