フランスのストラスブールという街で、昔好きだった女性にそっくりの人を見つけてひたすら追いかける…という話。
中世の面影残る美しい街こそがこの作品の主役であろう。
とにかくぐるぐる街を歩き続ける…
美しい街並、
そこに住む様々な人々、
映し出される女性の顔、顔、顔。
彼女らをスケッチをしながら
その中にひたすらシルビアを追い求める
主人公の青年。
視覚的にとても心地のよい映画。
女性たちの表情…
フランスの古都ストラスブールにあるホテルの一室で目覚めた画家志望の青年は、街のカフェに行くと、かつてバーで会ったことのある美しい女性シルビアの姿を見つける。青年はそのシルビアと思しき女性を追いかけて…
>>続きを読む江國香織の小説っぽい。とにかくオシャレで詩的。カフェのシーンとかもうめちゃくちゃ素敵な短編集になりそう。“Laure Je t'aime” の落書きとか、カフェで盛大にこぼれる飲み物とか、しつこい物…
>>続きを読む長回しセリフの少なさ、その効果的な被写体の撮り方によって、男とストラスブールの街を通して、人生の断片の集まりを感じる不思議な映画です。
内容は恐ろしいほどないある種実験的な映画。
誰もやったことがあ…