RIO

シルビアのいる街でのRIOのレビュー・感想・評価

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)
3.0
光り 風
街の喧騒が素肌をなでる…
アンソロジーのような雰囲気

一人の記憶というのが視点となってる
人は生きながらずーっとずっと
思い出というか
美しかったもののような
そういうのを誰しもがずっと
求めて追いかけてるんじゃないかな
それが中心にあるというか…
「ヴェニスに死す」みたいに

6年前に別れたシルビアに会いたくて
彼女の面影を追っている

フランス ストラスブールの街
綺麗ですね…
頭がシュワーッとします
シャワー浴びてシャツ着て素足に
サンダルで街に出ていくような
思わずそんな感じになる

カフェのシーンが良い…
フランス人は本当に美しい
瞳の奥の不思議な力
人間の肉体がこんなに綺麗なのかと
思ってしまう

ラストも超日常的にスッと
終わっていく感じがすごく好き
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