たてぃ

シルビアのいる街でのたてぃのレビュー・感想・評価

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)
4.2
アートとして&旅人目線(特に街並みと美女)で鑑賞して充分楽しめました。余計な説明は一切なしで「さぁ、考えてごらん」的な作品で好きです。ただし、「6年前に出会ったシルビアという女性を探して見つけて、そして…」のミラクル・ラブロマンスを期待して観るとハズレると思います。だいたい…6年も前にバーで知り合った女性にちょっとでも気があったらその時にメアドか電話番号を訊くはずだし…断わられたら「次行ってみよ〜(いかりや風)」で断念するはずだし(体験済み)…(^◇^;)

なので一人旅で街に再訪した男の目線で…
「二度目でも楽しいなぁ〜」→「そういえば前回会ったシルビアって子は演劇学校に通ってたな。行ってみるか」→「店員さんシルビアに似てるなぁ(でも違うか)」→「カフェでのんびり人間観察面白えwww」→「あれっ!?シルビアじゃね?」

という流れからの街並み&美女観察(視覚の面)、市民の会話と足音&街の雑踏(聴覚の面)を楽しめると思います。ただし、主人公が女性を尾行しすぎなのはどうかと…確かにキレイな映像ですが…(さっさと彼女の前に立って訊けや!と思いました)

旅先で偶然出会った女性のいる街を再訪した時のことを思い出した作品でした(もちろん再会なんて出来ず)…(^◇^;)
たてぃ

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