ストーリーも主人公の動機も些細なことでしかないが、純白の輝かしいほどの街並みのロケーションに美女ばかりが映り込むからこうした要素のみでも映画としての満足度は非常に高かった。風景、そして歩くだけで魅力…
>>続きを読むびっくりするくらいセリフがなくて、びっくりするくらいのイケメンが、びっくりするほど女の人をつけまわす映画
ただただ街並みも、人の話す声、風の音...がただひたすらに心地よい。
一人で街並みを散歩した…
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お人形さんのようなグザヴィエ・ラフィットとストラスブールの街並みがよく似合う。透き通るような青い目が探しているのは、シルビア。
なんでこんなに女の人の仕草ばっかり映しているんだろう、そんなに尺のに…
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なんて、不思議な映画体験。
“彼”が誰で何をしているかは何も語られない。ストーリーがない。ゆったりした展開に最初はイライラしたけど、なぜかずっと観ていられる。
いつしか初夏の陽射しを浴びながら、街…
去年見た旧作の中では5本の指に入るほど好きだった。
これは完全に個人的な楽しみ方なのだが、今作は視聴者が映画内の事柄に自分の経験を心の中で重ね合わせて楽しめることができる映画だと感じた。
ストー…
目の線がひとつの絵を描き出す。
誰かを見つめることで、誰かの穴を埋める。
音と画という二重の意味でのフィールドレコーディング。
毎夜、毎夜のヘッドライトがつくる影。
幻影を追いかけ、街の隙間に亡霊を…
大学のフランス映画の授業で丸2時間この映画の、市中シルビアをひたすら追いかけるシーンを繰り返し繰り返し観た。
私の大好きだった教授が、フランス映画の評論家である蓮實重彦についてをこの映画を通して話…
優しい悲壮感に溢れている。
解像度が高く素晴らしい音、囁き声や水、自転車、電車、ヒール、、、それらが過ぎ去り、消えていく。
まるで繰り返しのように、イメージがは反復され、次第に記憶の渦に巻き込まれて…
女性たちのデッサンと、シルビアではないシルビア。幻は現実にもなれるということ。女性たちの姿と風景にシルビアを映し出す様は本当に映画の魔法だな〜…
人の会話、足音、路面電車の走る音…街中に溢れる音に包…