のんたった

タブウののんたったのレビュー・感想・評価

タブウ(1931年製作の映画)
3.8
初めての無声映画。

無声=話が伝わりにくいと考えていたので、これほどまでに話が伝わり人物の心情が掴めるのかと驚いた。

終始オーケストラ?による音楽が流れているのだが、それも飽きることなく楽しめた要素の一つだった
大声で叫ぶシーンでは一つの楽器で呼びかけているように演奏してあり、無声映画ならではの可愛らしい演出だと感じた

内容としては禁忌を犯した男女の逃亡劇。タヒチの小さな島で育ち、まだ人の汚い一面を知らない二人が人にいいように使われてる様子に胸が痛んだ