TakayukiMonji

タブウのTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

タブウ(1931年製作の映画)
3.7
F•W•ムルナウの遺作となった、31年のサイレント映画。
南太平洋のポリネシア島を舞台に撮影され、現地の島の人たちがそのまま出演しており、ドキュメンタリーの視点も持ち合わせた作品。似ている作品に、「黒いオルフェ」があがっていたけど、迷信めいた島の言い伝えや神のお告げみたいな寓話的な部分、サイレントに載せられた民族音楽の部分、青年と女性の悲恋の物語の部分は確かに似ている。無駄のない作り。
後半のサメの部分など、もしかしたら世界で初めてのサメシーンのある作品かもしれない。
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