カナノシ

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)のカナノシのレビュー・感想・評価

3.8
鈴木財閥の御令嬢の園子の計らいで豪華客船アフロディーテ号の処女航海に招かれた毛利家と少年探偵団。
乗り合わせた客との団欒や高級な料理の数々により楽しいひとときを過ごす彼らであったが、アフロディーテ号を所有する八代商船の社長である八代貴江が何者かに刺殺されるという事件に遭遇してしまう。
小五郎らによって調査が始められるも、矢継ぎ早に八代グループ会長である八代延太郎が行方不明になったという報せが入る。
この一連の事件を紐解いた時、15年前に起きたと言う貨物船「第一八代丸」沈没事故に隠された秘密が暴かれるーーーな話。

劇場版コナンシリーズチャレンジ11本目。
謎を一つ解くたびに次の謎のヒントが出てくる正統派パターン、地味になりがちではあるがそこは爆破でカバー。風物詩か。

それにしてもやっぱりサブキャラ活躍回は良いですね。滾る。
小五郎昼行灯が過ぎるわ。普段から昼行灯やってるんだとしたら連載中の本編終盤ではめちゃめちゃカッコいい役回りになるんじゃないかと勝手に期待。

11本目まで観て改めて思うけれど蘭って上手く作ってあるキャラだよなと感心。コナンではどうしようもない力技が必要な時は強キャラに。コナンの動機付けの時にはヒロインムーブ。使い勝手良すぎる…

正統派サスペンス感満載の本作、まるで定番おつまみ帆立貝柱スナック「カリポリ」の如し。
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