渋い。汗ばんでる半裸のおじさん連中か、たて壊し途中の廃墟と瓦礫の山しか出てこないのだが、絵面がめちゃくちゃ決まってる。
そして三渓の河の絶景風景(曇天で澱んでいるのがまた趣あり)
涙を誘わないストーリーで眠気がきそうな頃に唐突にはさまれるシュールな演出。
そこに監督の遊び心も感じつつ。
嗜好品(酒、茶、飴)の区切りでさりげなく、人のつながりを表していたのも良きでした。
日本公開当時の公式サイトがまだ観れました。いにしえのWebページで、その経過した時間に想いを馳せるとグッときますねぇ。
まったく懐古趣味だなぁ私。