当時、原作が衝撃で一晩で読破した。その映画版ということで、ものすごく期待して鑑賞した作品。20年以上前か。
ふがいない日本を再建するために施行されたBR法。ランダムに選んだ1クラス全員を無人島に連れていき、最後の1人になるまで殺し合いをさせる有名すぎる物語。原作は自殺する人、疑心暗鬼が強すぎて攻撃的になり自滅する人、殺る気満々な人と、一人ひとりの思考と行動を丁寧に描いていた。
映画版はエピソードがけっこう端折られて、ただ死んでいく生徒が多い点と、タレント色と深作色が強い点にがっかりした記憶がある。全員無名でもよかったくらいなのになあ。
権利ばかり主張して、甘えてんじゃねえよって、本気で生きてみろよって話だと思うけど、教師と中川典子の河原シーンいるかなあ。教師を主役にする必要あったかなあと思う。
山本太郎さんと藤原竜也さんのコンビが好きな人は楽しく見られると思う。どっちもキャラ濃くて、テンション高くて、ずっと見ていられる（笑）。あー残念、太郎さん。
