なんてゆうか、やっぱり大御所監督の凄みってあるよなってつくづく感じる映画。
料理の仕方によれば超中2でイタくなっちゃうこの際どい素材を絶妙なバランスでエンタメに仕上げている。大好きな映画
タランティーノが当時の日本No.1映画として推してたのもうなづける出来。
暴力を通して暴力のアンチテーゼを訴えられているだけでなく、ちゃんと幅広い層に向けたエンタメとして完成されているのが何気に凄い。
これ見てただの暴力讃歌と受け取っちゃう大人はあまりに思考停止しすぎじゃないですかね。
「わたしただ、奪う側に回ろうと思っただけよ」と言った台詞やキャラの立たせ方も現実社会にそうした側面が確かに存在することを言外に作品内に含ませることに成功しているからこそ魅力的に生きている。
柴咲コウ、藤原竜也〜といったスターを輩出した作品でもあるんだよね。
深作欣二、凄いなあ
※2の話はするな