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続・飢える魂のotomのレビュー・感想・評価

続・飢える魂(1956年製作の映画)
4.6
泥沼度は増してるものの、いささか助長な気もしなくはない続編。なんだけど、シーンの繋ぎやら各所の構図に障子ほかの照明の上手さを含めて全体的になかなか緊張感はある。男優位な前編から女の主体性が明確になって行く流れながら、結果全員モヤモヤエンドって事で、人生はままならない具合な締めで結構なリアリティ。悪魔的なおっしゃり方と云う轟夕起子のパワーフレーズ良い。
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