ヴァンダム主演＆監督作品にロジャー・ムーアが出てるという謎コラボに惹かれ鑑賞。『キックボクサー』と『燃えよドラゴン』を混ぜた天下一武道会型映画でした。ストーリーは本当にめちゃくちゃだしアクションも目新しさは皆無、でもズル賢いイケおじムーアが観れたので嬉しかった！

『キックボクサー』も『クエスト』もヴァンダムが修行して天下一武道会に挑むという大筋が似すぎていてなんだかなぁ…。未鑑賞だけど確か『ブラッド・スポーツ』もこんな話じゃなかったっけ？こういうカンフー亜種映画も悪くないけど普通に銃撃戦もあるヴァンダム映画の方が好きですよ！（あとヴァンダム髪短すぎな）

老ヴァンダムの回想から始まるけどいつの間にか1冊の本を読み上げていたことに話がスリ替えられていて驚いた。あと最初は貧民街で暮らす子ども達のために優勝して金を持ち帰ることが目的だったのに最後はただ優勝したいだけになってて笑えた。一応付けられた後日談も雑すぎた…。

これヴァンダムの監督作だけど最初のジャッキー映画のような逃走シーン以外に目新しさはなかった。格闘中のスローも多用しすぎててウザかった。普通に撮った方がカッコいいだろうに勿体ない！あと日本代表で北尾光司が出てたけど日本の対戦相手が沖縄なのも笑った。沖縄は日本ですよ！

そんな本作を大幅に盛り上げてくれたのがロジャー・ムーアの存在。ヴァンダムがピエロになる『オクトパシー』オマージュ、ムーアが飛行船で逃げる『美しき獲物たち』オマージュ、そしてムーアが女を口説く早さも007譲りで何となくヘラヘラしてる辺りもらしさ全開！70歳でも衰え知らずなイケおじで安心、これが観れただけで得した気分になりました✨

過去鑑賞にて

ヴァン・ダムが世界の格闘家とひたすら闘っていく、くらいの薄っすらとした記憶しかありませんが、ゴリゴリ闘っていく様はまるで格闘ゲームでひたすらコンボをキメていくかの如きな映画でした…

ホントは格闘に至るまでのお話しがあるハズですが、ほぼほぼ記憶に無いのです…

ヴァンダム監督主演のほぼ『ブラッド・スポーツ』

まあ異種格闘技大好きだから良いけども！

日本からはお相撲さんと沖縄空手？が出場していたり、スペイン選手は無駄に色気あったり、なんかハチャメチャだけど面白いから良し♪

あまりにもヴァンダムに都合良い展開過ぎるのも、まあいいや(笑)

が、試合に至るまで、ちょっとグダグダしちゃうのは惜しいですねぇ～



1925年。

ニューヨークで貧しい孤児たちと暮らすクリス・デュボア(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)。

あれこれあってバンコクへ。
そこでなんやかんやでムエタイ・ファイターになった。

が、アメリカに帰りたい！
なんなら金も欲しい！！

てなわけで、海賊の船長ドブス(ロジャー・ムーア)と組み、チベットで行われる異種格闘技試合に出ようとする。

しかし招待状がないので、招待されてるアメリカ人ボクサーをボコったら、なんか感動されて招待状を貰った。

さあ、試合の始まりだ！！！



さっさとチベット行ってくれ(笑)

警察やギャングとイチャイチャしたり、奴隷にされたり売り飛ばされたり、知らぬ間にムエタイやってたり。

長いわ( ・∀・)ﾉ
ヴァンダムにそんなん求めてないしw

しかもまさかのロジャー・ムーア登場！
セコいクソ野郎だったけど。

一応ヒロインもいますが、『ブラッド・スポーツ』と同じくやっぱり邪魔なだけ。
こういう作品に選手以外で女性はいらんのだよ！

と、まあ突っ込み所はありますが、試合は迫力満点でした☆
後半だけなら高得点よ(* ﾟ∀ﾟ)ﾉｼ