ゆず塩

オズの魔法使のゆず塩のネタバレレビュー・内容・結末

オズの魔法使(1939年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【感想】
劇団四季の『ウィキッド』(『オズの魔法使い』の前日譚で別視点)を見たのだけど、『オズの魔法使い』の内容を忘れてしまっていたので、思い出したくて鑑賞。昔、本で読んだ『オズの魔法使い』の内容とは違うと感じたけれども。でも、『ウィキッド』の世界観はここから来ているのだな、とは感じた。特に住人達かな。頭空っぽと言うか、何も考えていなさそうなのはどちらも同じかなぁって。
悪い魔女が『ウィキッド』のエルファバとネッサと考えると、可哀想だったり、行動が変で笑っちゃったり、面白かった。グリンダも、キャラが違う。いや、『ウィキッド』とは別物だから当然なんだけど。違いを楽しむのが面白かった。

映画は、ミュージカルなんですね。基本歌ってばかり。そして、冒険してるのね。良い感じに子供向け。こうした童話を昔は楽しんで読んでいたな、ってのを思い出した。

『ウィキッド』と共通してるけどオズの魔法使い様はやっぱりしょうもない人だなー。クズっぽいというか。ペテン師、詐欺師。見てて若干イライラした。正体知ってるからだろうけど。

1939年で色々な映像表現が出来ていたんだなってのは普通に驚いた。風とか竜巻とか。
あと、マンチカンの小人の方々。よくこれだけの人たちをキャスティングしたなぁ、って。

関係ないけど、『ウィキッド』は2024年に映画化して公開されるらしい。コメディで押し切ればいいけれど、どれぐらいリアリティを保つのか今から期待。
ゆず塩

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