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侍のTkのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
4.0
2022年1本目の未見作品は、去年「無法松の一生」で心持っていかれた三船敏郎の作品を。
岡本喜八監督の作品は観たことなかったのですが、カメラワークがかっこよくて好みでした。
物語は、井伊直弼の暗殺がメインですが、その中で出てくる鶴千代(三船敏郎)が、侍になると決意してその暗殺計画に参加する。しかしその計画が行われる前に色々と起こるのだが、ラストのシーンは、全体の物語を知るとなんとも言えない悲しみが襲ってきました。人を信じ、純粋な気持ちのまま突き進んだ鶴千代の末路はどうなったのか…。無法松の一生でも思いましたが、三船敏郎は純粋な心を持つ役柄が似合っていますね。今年はもっと日本の作品も観ていけるようにしようと思いました。

No.1
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