映画は遠い過去のはなし

哀愁の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
3.7
◎真っ直ぐで誠実なロイ、友達思いのキティ、理解力と洞察力のあるロイの母。マイラの周りはみんな良い人達だが、彼女の純粋さ、自分に嘘がつけないが故の悲しい結末。

◎キャンドルライトクラブでのシーン。食事→別れのワルツ(蛍の光)→キャンドル消灯→月明かりの中での2人だけの世界までの流れが美男美女だけに、もうロマンティック過ぎる。

◎名台詞多数

◎前半のシンデレラのような展開から、後半の自責の念に苛まれるラストまでのヒビアンリーの表情の変化が素晴らしい。