yumiko

哀愁のyumikoのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
4.9
がーん!!!

なんですかこの。
悲しい。切ない。

世界大戦下、ロンドンのウォータールー橋で出会った大尉ロイ・クローニン(ロバート・テイラー)と、バレエのダンサーのマイラ(ビビアン・リー)のお話。

2人は一瞬で恋に落ちるが、ロイは次の日戦地へ行く運命。束の間を過ごした2人だったが…

去ってしまったロイが忘れられないマイラは、ロイの姿を窓の外に見つけ、駆け寄るとロイは、戦況で出発が2日延期になっていたのだ。

ちょびひげもめちゃくちゃかっこいいロバート・テイラーに目がハートになり、ビビアン・リーの可愛らしさにメロメロ。こんな2人が、恋に落ちる。でも、もう会えない。でも、出発して延期!2日間なにする??の、ワクワクに、もう、yumikoもワクワク!!

ロイがね、もうね、かっこよくて、明るくて、面白くて、おまけにロイのお母さんがめちゃくちゃ良い人なの!涙

でもね、作中ずっと頭に、冒頭のロイの悲しい表情が残ってるのですよ。

もうその後は…つらい。

バレエの先生がもう少し寛容だったらとか、もう色々考えちゃう。友人のキティがまた、いい人なの。贈られてきた花を売って食べ物に…ってそこまで追い込まれてたんだよね。

ラストはやはりウォータールー橋で…
マイラの立場で考えちゃって、泣けちゃう。
言い訳しないマイラがなんかもう、健気で。
生きるために仕方なかったのに。

はぁ。ぐったりですよ。もう。

かなり昔の録画作品、いいのが撮ってあったー。涙
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