このレビューはネタバレを含みます
瓶底メガネのダスティン・ホフマンが可愛すぎる
チーズおかきみたいなハゲ撫でたい
主人公が無実かそうじゃないかは
もはやどうでも良くなる脱出エンターテインメント。
どうしてもここから出たい
死ぬかもしれない危険を冒してでも出たいって気概
私には理解できない。
私はこれ以上悪くなるくらいなら
今の状況の中で着実に最善を探すよ。
ドガみたいに賢く立ち回れないけど
方向性はそっちよ。
ワニ捕まえようと2人でクルクル回るのも、
半年ぶりに光にあたって眩しくて
虫みたいにベッド下に隠れるのも、
飼ってるブタに話しかけるのも
過酷なんだがちょっと笑っちゃうシーンが沢山で
見応えあったなぁ。面白かった。
楽園みたいなビーチでの無言のやり取り癒される。
そのあとのシスターには絶句。
ヤシの木ボートの下に海パンの男がいるって聞いて
見返してみたら思いっきり居て爆笑した。
閉鎖後の監獄を撮ったエンドロール凄く好き。
廃墟好きだからかな。美しい。
とんでもない地獄が存在したものだ。