リタ

パピヨンのリタのネタバレレビュー・内容・結末

パピヨン(1973年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

瓶底メガネのダスティン・ホフマンが可愛すぎる
チーズおかきみたいなハゲ撫でたい

主人公が無実かそうじゃないかは
もはやどうでも良くなる脱出エンターテインメント。

どうしてもここから出たい
死ぬかもしれない危険を冒してでも出たいって気概
私には理解できない。

私はこれ以上悪くなるくらいなら
今の状況の中で着実に最善を探すよ。
ドガみたいに賢く立ち回れないけど
方向性はそっちよ。


ワニ捕まえようと2人でクルクル回るのも、
半年ぶりに光にあたって眩しくて
虫みたいにベッド下に隠れるのも、
飼ってるブタに話しかけるのも
過酷なんだがちょっと笑っちゃうシーンが沢山で
見応えあったなぁ。面白かった。

楽園みたいなビーチでの無言のやり取り癒される。
そのあとのシスターには絶句。


ヤシの木ボートの下に海パンの男がいるって聞いて
見返してみたら思いっきり居て爆笑した。


閉鎖後の監獄を撮ったエンドロール凄く好き。
廃墟好きだからかな。美しい。
とんでもない地獄が存在したものだ。
リタ

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