まっつん

現金に体を張れのまっつんのレビュー・感想・評価

現金に体を張れ(1956年製作の映画)
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いろんな映画に影響を与えていると思われるキューブリックのフィルム・ノワール。時系列を前後させる作劇は、効果を挙げているとは言い難いが、そんなことはどうでもいい。最大の見せ場は最終盤。映画史に残る「がっかりエンディング」っぷりこそ本作の真価である。スターリング・ヘイドンのがっかり顔は忘れられない。