いかえもん

画皮 あやかしの恋のいかえもんのレビュー・感想・評価

画皮 あやかしの恋(2008年製作の映画)
3.6
フィルマではドニーさんの名前が後ろの方なので端役なのかなぁと思っていたけど、結構出てました。
んで、この映画にドニーさんのアクションは期待しない方がいいです。ほとんど見せ場がない。アクションシーンはあれども、とても見にくい角度だったり、見せ方がイマイチでアクション目当ての人にはおすすめできません。ただし、ドニーさんの笑顔が見たい人には、とってもお勧めできます!あんまり笑わない映画がある中で、この映画はドニーさんの

ニコッ!

が見られます。それもいっぱい。
ドニーさんがニコッ!私もニコッ!みたいな感じで。

ストーリーは中国の不思議話、怪奇話を集めた「聊斎志異」という短編小説の中の1つをベースにして作られているそうです。

ある賊を襲撃した際に美しい女性を連れ帰った王様。しかしその女性は人の心臓を食べる妖魔だった。次々起きる殺人事件にお妃はこの女が妖魔では…?と気が付くが、次第に魅入られていく王様。そこへ現れた王様のお兄さん(これがドニーさん)。実はその昔、お妃の恋人だったが、お妃は彼を選ばなかったという設定。

この設定が、ドニーさんファンの私からしたら、えーーーーーありえなぁい!なんだけど、まあそこは物語だから仕方ないとしよう。
でもね、この王様もすんごいイケメンなんですよ、多分、ドニーさんよりこっちの人の方が好きって人もいっぱいいそう。だけど、なんかこう頼りなーい感じなんだよね。妖魔に魅入られちゃって、夢でえらいことなって目が覚めるみたいなのは、そりゃまあ妖術も使ってるだろうし、仕方あるまい。でもさー、言っちゃだめだと思うのよ、最後にね。それを言っちゃあ、ラストシーンがもやもやしますやん!

それに比べてドニーさんの男気のあること!
そんでもって、

ニコッ!

やっぱそれかい!ええ、これです。ニコッ!最強。

ドニーさんファン目線だとそういう映画ですが、それ以外の人も楽しめると思います。どうなっちゃうのかな?というストーリー展開の面白さもあるし、女優さんもきれいで、衣装なんかもとてもいい感じです。