鍋山和弥

極道の妻(おんな)たち 赤い殺意の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

愛する者を、奪われた、女の恨み。それが、お金で、解決できる訳がない。恨みを晴らすためなら、極道にだってなる。この作品内の、極道は、儲け話で、いっぱい。それが、極道なのか?人のことを、考えない極道は、仁義などない。一部を除いて、女達の方が、仁義を尽くしている。やはり、極道物は、仁義を通す人が、中心で、話を展開させるから、面白い。仁義を通さず、金のことしかない極道は、最早、普通の企業と、変わらない。そんな物は、真の極道にあらず。旦那を愛した、極道の妻達に、拍手。
鍋山和弥

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