限りなく傑作風なんだけどイキきらない
豊田四郎は4本観て自分的に夫婦善哉と雪国が良作、如何なる星のもとにが傑作と打率高いが、これはイマイチな二本目となった
芥川、先日の『熱愛者』で魅力を深く認識…
八住パパの神懸かった脚本!!!
玉ノ井のセットと役者の演技がメインだと言わんばかりの演出に感激しどおし。主演ふたりはもちろんだが、魔がさして大事な金を使い込んで母と娘共々死なせる叔父の織田政雄、妻の…
後半のご飯を一緒に食べるシーン。いつか本当の意味で食卓を共にできることを夢見て、心待ちにして、甲斐甲斐しく彼のお世話をするお雪の健気さ。そしておそらく頭のどこかで(本当に叶うのだろうか)と思わざるを…
>>続きを読む昭和9年夏、隅田川沿いにある私娼街玉の井、そこで娼婦をしている雪子(山本富士子)は芥川比呂志と出会う
通ってくる芥川に惹かれてゆく雪子、一緒になり店を持つことを夢見るのだが、出会いを重ねても彼のこと…
永井荷風原作。文芸巨匠、豊田四郎監督。
大映の山本富士子が、東宝で主演した作品。相手役は新劇名優、芥川比呂志。もちろん龍之介の息子でございやす。
いいんだわー山本富士子が玉の井の私娼って。芥川比呂志…
豊田四郎監督。永井荷風の小説。戦前の向島の私娼館の女とのお話。やりきれない思いを抱えて向島に渡る男の姿と、男の大きな雨傘にヒョイっと飛び込んで来るくだけて朗らかな女。二人の短い夏のやりとり。その安ら…
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