課長とヒロシ

長い長い殺人の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

長い長い殺人(2007年製作の映画)
3.6
課長(以下課):宮部みゆき氏原作による連作小説をWOWOWでドラマ化、人気があったのでDVD化された作品だな

ヒロシ(以下ヒ):120分超えの長尺ですが、全11話の連作形式を取ってるので、そこまで長く感じないですねー

課:いろんな奴らの視点から語られるエピソードが、やがて繋がっていって一つの解決に辿り着く構成はワクワクするし、演者もビッグネームはあまりいないものの、名優が揃ってるから安心して観ていられるな

ヒ:保険金殺人に関わる3人の被害者と、容疑者、犯人、そしてその関係者からなる群像劇で、マスメディアの表現方法など、宮部さんの代表作『模倣犯』のような演出もあり、見どころのある作品になってると思いますねー。映画ではなくテレビドラマなので、映像面では多少物足りないですが、概ね良質なサスペンスになってるんじゃないでしょうか。

課:あと結構珍しい「ビックリして二重になる長塚京三氏」も見どころだぞ!

ヒ:そこ推しますかー!?(笑笑)

ストーリー 4
キャラクター4
世界観   4
演出・演技 3
音楽    3
何故に財布?度99
課長とヒロシ

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