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ミスタア・ロバーツのmhのレビュー・感想・評価

ミスタア・ロバーツ(1955年製作の映画)
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WW2を背景とした貨物船コメディ。
太平洋戦線ではあるものの前線ではないし、戦闘シーンもないため、戦争設定にあまり意味がない作り。
牧歌的ともいえるストーリーのほとんどが悪辣で無能な艦長と、クルーに慕われる有能な士官ロバーツの対立についてのコメディとなっている。
あからさまに戯曲が原作で、もともとの舞台ではどういう演出だったか想像しながら見た。
のちにテレビシリーズにもなったようで、それも納得の面白い設定ではある。
史実はほぼ関係なく、ググりがいもないため、不真面目に見てたんだけど、なんだかんだで面白かったのは、当時の人気俳優がこぞって出演していたせいかも。
締めくくりだけ、急にシリアスになるのは効果的だね。
面白かった。
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