群青

ダークナイトの群青のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
2018年劇場鑑賞2作目。


IMAXで上映してたので、こりゃ観なけりゃ人生の損失だ!と思い鑑賞。


劇場だとちょっと長ったらしく感じたがそれでも重厚なストーリーに改めて浸ることが出来た。

どのシーンも好きなんだけど、やっぱり最初のビルのガラスが映るシーンが好き。
何が始まるんだろう、とワクワクする。

ジョーカーが繰り広げる悪事はゴッサムを瞬く間に恐怖のどん底に突き落とす。
人間はこんだけ悪いんだ。所詮人間なんてそんなもんなんだ。真面目に生きてんじゃねえよ。もっと本能を求めろよ。ジョーカーはそんなことを突きつけて来る。
その度に僕らやバットマンは己の正義感と倫理観に囚われる。


こんなことをするのかと最初の衝撃が蘇る。計画が成功した時のジョーカーの晴れ晴れした顔。風を切りながら盗んだパトカーで逃げる。それを観て絶望しながらもワクワクしてしまう自分がいる。

バットマンの葛藤とジョーカーの開放感にどちらも想いを馳せてしまう。正しいことと悪いことのどちらにも憧れを抱いてしまう。

何度観ても良い。


IMAXで観たがエキスポを味わってしまったあとだと、それ以外のIMAXを観ても見劣りしてしまう。全部エキスポになったら良いのに(暴言)
でもスクリーンでコレを観れて良かった。
群青

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