う〜ん…恥ずかしいような、悔しいような…「クリストファー・ノーラン監督作品の中で一番好きなのは？」と問われたら、コレになっちゃうのか…？
でも実際マラソン決行してダークナイトの順番の日がきたら、「今日の晩ご飯はカレーだ！」と喜ぶ子供ばりにテンション上がってる自分がいるしなぁ…
「テネット」公開前、I-MAXスクリーンの再上映で観れた時も特に思ったけど、本作は毎度の（シリアスなトーン）がジョーカーの強烈な存在感と相俟って、映画として魅力がツッコミどころをしっかり凌駕出来てるよなぁ、という印象。冒頭の銀行強盗の場面からして、観る度に『撃たれたけど負傷で済んだウィリアム・フィクナー、何でわざわざ去り際の犯人に悪態吐いちゃうの？』と思うんだけど、直後の「ジョーカー顔面ドアップ」で持ってかれちゃうし…！ というか、とっくに散々言い尽くされてるけど、ジョーカー登場シーンは全部良い！ アガるよやっぱ！w
格闘アクションのカットの切り方がもう一つだったり、二時間半にしては不要に感じる場面ちょいちょいあったり、思い切ってレーティングかかる表現もっと挑戦してほしかったりと、不満も勿論あるはあるし、「映画史に残る大傑作」と言われると『…う゛ーーーん…』だけど、「2000年代の最重要作の一本」「映画史に残る名悪役」には『そりゃそうだろ！』と大肯定ですね…！
