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ダークナイトのxavierのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
3部作の最終作でもヒースのジョーカーが観たかったなぁ…
悪の蔓延るゴッサム・シティを舞台にジム警部補やハービー・デント地方検事のもとバットマンは街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあったがジョーカーと名乗る犯罪者の台頭により街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前にバットマンは、あらゆるハイテク技術を駆使しながら信じるものすべてと戦わざるを得なくなり…
ストーリーはこんな感じ
3部作からなる"ダークナイト・トリロジー"の2作目。
やっぱめっちゃ面白い!
オープニングの銀行強盗のシーン。ジョーカーをリーダーとした強盗団なんだけど、ジョーカーから"隙があれば殺してもいいよ、そうすれば分け前も増える"と言われ仲間内で争いが起きる。結局、残ったのはジョーカーだけ。残りはまんまとジョーカーに踊らされ自滅してしまう。
そして逃げる際にも通学バスが通る時間を見越して紛れ込み逃亡に成功する。
この事からも解るようにジョーカーという男、頭が切れる。あの大金も一人占めだったしなぁ…
そして、ゴッサム・シティの治安も悪い。
マフィアが我が物顔で居るところもどうかと思うけど裁判中に検事が命を狙われるのにはビックリしたよね。

ストーリーの方もバットマンやジム警部補ら警察にゴッサム・シティの明るい未来の顔でもあるデントがジョーカーにいいように翻弄される。バットマンらが一歩先を見ているのに対して3歩も4歩も先を見てる感じがあるもんなジョーカーには。
それに大胆不敵にも警察にわざと捕まり、逮捕されているラウの口封じをまんまと成功させるしね。それを見ているとバットマンらが間抜けに見えるもんな。
それにジョーカーには躊躇いもないし。絶対悪に染まっているジョーカーは自分の行動には絶対の自信もあるしブレない。
ホント、ジョーカーの存在感は圧倒的だったなぁ…

そんなジョーカーを演じているのが今は亡きヒース・レジャー!
まるでこの役は彼のために合ったんじゃないかと思えるほどハマっていた。
憎々しいぐらいの人を小バカにした態度も
驚くほど冷静沈着で周りを見渡している感じが良く出てたしね。
それが如実に表したシーンがあの総合病院の爆破のシーンだったかな。爆弾のスイッチを入れても悠然と歩いて立ち去る姿は悪者なのに痺れるぐらいカッコよかったしねそしてこの役でヒース・レジャーはアカデミー賞も獲得したしな。
ホントいい役者を亡くしたもんだ…
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