3時間超(苦笑)
劇場じゃないと集中してみるのは困難かと
癲癇病みらしい主人公、時々、土俗風に飾られた馬のアップと、ジャジャーンっていう音のシーンが挟まれる
難解高尚とみるか、こけおどしのわけわからなさとみるか?
自分が観た当初は、なんとか理解しようとしたし、理解できない自分を責めたけど、今ならはっきり言える、
これは駄作だ、独りよがり、観客を煙に巻いてるだけの薄っぺらい作品だ、と
ギリシアの田舎の、とんでもない後進性、精神的なものを含めた貧困、それを描きたかったのかもしれないし、逆に、ギリシア人である監督自身の能力の限界とはったりの力を余すところなくこの作品から読み取ることはできるが、じゃあ、そこに意味はあるのか? ダメ人間、ダメ地域、いくらでもあるわけであって、ダメなところのダメな部分を見せられた「だけ」では、ダメだろう
ダメダメ尽くしということでしかなかった