アァーーーーーー

アレクサンダー大王のアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

アレクサンダー大王(1980年製作の映画)
2.1
嫌な予感が的中した。


まず、個人的に「中世ヨーロッパ」とかの「歴史もの映画」がダメで。
テオアンゲロプロスの代表作。
これで賞を取った。
とかで、
ずーーーーっと気になってはいたモノの、中々手を出しづらかった作品。

正直、テオアンゲロプロスは好きな監督ではあるけど、
「旅芸人の記録」は意味不明だし、ただ長いだけでワースト。
「狩人」とかも最後の方厳しかったし、「ユリシーズの瞳」も後半分からなかった。「永遠と一日」もそうだった。

借りて来てディスクを見た瞬間に「うわ、、、」となった。
二枚組だ。
収録時間は208時間と記されてある。

見るのを何度もためらった。

しかし、「平日に3時間ある映画は見れない」と判断し、鑑賞。

「中世ヨーロッパの歴史物」の映画ではなかったものの、
テオアンゲロプロス独特の長回しの連続。
しかもカメラスクロール長回しも多くて「またかよ、、」と飽きるし、話も全然意味分からない。

あとで解説的文章などを読んで「へぇ、、」ぐらいには思ったぐらい。
なんか、先に他の作品見まくったからかもしれないけど、
「これってアレで見たよなー」的な、似た様な構図と似た様な風景が多すぎてキツいっす。
前情報無しで初見でコレを理解出来る人っているんですか、、??

それでも相変わらず「スゲーー!」と思わせてくれるカメラワークや構図は所々にあるし、
台詞が少ない分、台詞ひとつの重みや印象深さは今回も感じさせてくれます。


ただ、圧倒的な
「なんなんだ、、、一体、、」
という気持ちの連続と
「眠気」
との戦い。
それだけの様な気がする。
アァーーーーーー

アァーーーーーー