1948年 アメリカ作品 モノクロ
ヒッチコック32/53
キャスト:イングリット・バーグマン、ケーリー・グラント
ヒッチコック再評価4
監督アルフレッド・ヒッチコック、確かにドキドキ、ハラハラさせる。ツボを知っている。ただこの映画は、少し度をこしている気がする。例え国のためとはいえ、素人の女性をスパイとして送り込んで、結婚までさせるだろうか?恋人のデヴリン(ケーリー・グラント)もそれを放っておくだろうか?戦後すぐの時代だからとはいえ、どうしても納得できない。アリシア(イングリット・バーグマン)が可哀想で、途中はこんな事ばかり考えていた。
最後はあっさりとハッピーエンドなのだが、この後、結婚までするとそんな簡単な話では終わらない気もするが。
こんな心配も全てイングリットバーグマンが美し過ぎるからだ。