このレビューはネタバレを含みます
春に読みたい絵本を探していたときのこと。数々の絵本がひっそりと息をしずめている大きな本棚を前に、偶然目があったのが「つみきのいえ」。
過去の思い出も大事に抱きしめながら、今を生きていくことを選択する作品が好きだ〜。
原作のたんぽぽが咲く最後のシーンも好きだけれど、ワインのかちんで締めるのも良かったな。
映像も音楽もひたすら美しくてにっこりしちゃった。
(そのぼんやりした頭で、やっぱり人は誰しもがちゃんと善性(やさしさ)を兼ね備えていることを私は信じ続けたいなあ、なんて思った。)
温かい春、辺り行き交うノイズはしらっと流して、私はとにかくやさしい気持ちで過ごそ〜。