たろ

つみきのいえのたろのレビュー・感想・評価

つみきのいえ(2008年製作の映画)
4.5
何かを得たり失ったりした人生の終末に、自分は何を思い出すんだろう。

文字通り積み上げてきた人生の、まさにてっぺんに、1人でいるおじいさん。
私はまだ若いし、このおじいさんの感情は計り知れないけど、残るのは孤独や寂しさだけじゃないと感じた。

人生を回想する物語だけど、つみきのいえの発想がすごく効いてくる。物悲しいけど暖かい絵面や音楽もすごく良い。
色々問題提起してる作品なのかもだけど、単純におじいさんのことだけで目頭がジーンとなった。
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